副業と確定申告と経費のリアル。20代で知ってよかった私の話

副業
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「え、副業ってこんなに大変なの?」——はじめての確定申告で泣いた夜

「副業でちょっと稼いだくらいで税金なんて関係ないでしょ?」

……そう思っていた数年前の私に、誰か教えてあげてほしい。

最初は、土日に少しだけwebライターの仕事を受けて、月に2〜3万円。
「ちょっとお小遣い増えた〜」なんて浮かれてた。

でも、翌年の2月。届いた一通のメールに書かれていた言葉。

“副業の所得が20万円を超えた方は、確定申告が必要です”

……えっ。何それ。

右も左もわからないまま、私は「確定申告」という名の壁にぶつかりました。

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確定申告って、なに?どうして必要なの?

副業での収入が一定額を超えると、税務署に「ちゃんと稼いでますよ」って申告しないといけないんです。

副業の所得(収入-経費)が20万円を超えると、原則として確定申告が必要になります。

「会社で年末調整してるから関係ないよね?」って思いがちだけど、
副業は別枠で税金を納める対象。
これを知らないと、あとで税務署から「おたずね」が来る可能性もあります(ゾッとした……)。


確定申告って、どうやるの?何が必要?

はじめてのとき、私は完全に混乱してました。

用意するものリスト

  • 副業の収入がわかるもの(振込明細、請求書など)

  • 経費として計上するレシートや領収書

  • マイナンバーカード or 通知カード

  • 源泉徴収票(本業の会社からもらう)

  • e-TaxのID(マイナポータル連携で簡単に取得可能)

「え、経費ってなに……?」
この言葉も、最初はまったく意味がわからなかった。

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経費ってなんなの?どこまでがOK?

経費って、ズバリ言うと「副業のために使ったお金」。

私はライターをしていたので、こんなものが経費になりました。

  • ネット通信費(副業に使った割合分)

  • 書籍代(情報収集のための雑誌やビジネス書)

  • パソコンや周辺機器(マウス、キーボードなど)

  • カフェ代(作業したときのもの)

  • 交通費(打ち合わせに行ったとき)

ただし、全部が認められるわけじゃない。
「副業のため」と証明できるかどうかがカギ。

家計簿とは別に、副業専用の帳簿(スプレッドシートでもOK)をつけ始めたのはこの頃。

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領収書がない!?焦らなくても大丈夫な場合もある

「しまった!レシート捨てた……」って落ち込んだ日もありました。
でも、ネット明細やクレカの履歴で証拠になることもあります。

たとえば:

  • Amazonの購入履歴 → 日付・商品名・金額がわかればOK

  • カフェの利用履歴 → Suicaやクレカの明細で代替

  • スマホアプリ課金 → 利用明細のスクショが証拠になる

大事なのは**「どうしてそれが副業に必要だったか」**を説明できること。
つまり、証拠の”ストーリー”が必要なのです。


「確定申告ってめんどくさそう」を乗り越える方法

最初はめんどくさい。でも、今はこう思ってる。

確定申告は、自分の仕事を正しく「認めてもらう」ための儀式

自分の頑張りに、自分で責任を持つ。
誰にも見えない深夜の作業、コツコツ積み上げた収入。

それを国に「私はこれだけやりました」って伝える時間。

そう思えるようになったら、少し誇らしくもなる。

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「税理士さんに頼むのってアリ?」私のリアルな体験談

2回目の確定申告。副業の売上が月5万円を超え始めた頃。

私は、思い切って税理士さんにお願いしました。

結論、めちゃくちゃ安心感あった
費用は2〜3万円くらい。でも、抜け漏れなし&正確な申告ができた。

「この出費は経費になりますか?」
「来年は青色申告の方が有利ですよ」
など、プロ目線でのアドバイスが本当にありがたかった。


青色申告と白色申告、どっちがいいの?

副業初心者が最初に選ぶのは、たいてい「白色申告」。

でも、売上が増えてきたら「青色申告」への切り替えを検討すべき。

青色申告のメリット

  • 最大65万円の控除が受けられる(条件あり)

  • 家族への給与も経費にできる(事業専従者)

  • 赤字を3年間繰り越せる

ただし、帳簿をしっかりつけないといけないし、事前に申請も必要。

副業でも「開業届」を出せば青色申告は可能。
私も3年目から青色に切り替えて、税金がグッと軽くなりました。

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「副業バレ」って確定申告で防げる?

「副業がバレるのって、税金からじゃないの?」
そう思ってる人、多いと思う。

実は住民税がポイント。

会社の年末調整では、副業分の住民税は加味されないから、
確定申告のときに**「住民税は自分で納付」にチェック**を入れるのがコツ。

これを忘れると、会社の給与と副業の所得が合算されてバレる可能性も。


確定申告と向き合って、私は「仕事」に誇りを持てた

副業で初めて1万円稼げた日。
申告の準備でレシートを並べた夜。
税務署で「頑張ってるね」と声をかけられた朝。

すべてが、**「わたしだけの物語」**になっていった。

確定申告は「面倒な手続き」じゃない。
それは、自分の人生に責任を持つ「小さな覚悟」なのかもしれない。

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副業をはじめたあなたに伝えたいこと

確定申告って、確かに最初は難しいし、怖い。
でも、ちゃんと向き合えば、それは自分の成長記録にもなる。

  • お金の流れを知る

  • 節税できる経費を考える

  • 自分の働き方を見直す

こうして、わたしの副業は「ただのお小遣い稼ぎ」から
「将来への投資」に変わっていった。


最後に──今日からできる小さな一歩

副業をしているあなたに、ぜひおすすめしたいのはこの3つ。

  1. 副業専用の口座やクレカをつくる
     → お金の流れが見える化されてラク!

  2. 経費ノートやスプレッドシートを作る
     → 「これ経費にできるかな?」を残しておくと後が楽!

  3. 申告ソフトを早めに使ってみる
     → freeeや弥生、マネーフォワードなど初心者向けのツール多数!


確定申告は、「副業で本気になる人」への最初の試練。

でも大丈夫。乗り越えたその先には、
きっと新しい自分の未来が待ってるから。

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※この記事は、一般的な情報をもとに執筆したものです。税務に関する制度や手続きは変更される可能性があるため、具体的な対応については必ずご自身で最新の情報を確認し、必要に応じて税務署や専門家にご相談ください。最終的な判断や対応は自己責任となりますので、ご了承ください。

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