「お金がない」から始まった私の副業ストーリー
「もう、残高500円しかないじゃん…」
ある日の深夜。スマホを開いた私は、通帳の数字を見てため息をついた。
都内で一人暮らし、20代の私かおり。会社員として働いていたけど、手取りは17万円ちょっと。家賃、光熱費、スマホ代、食費で消えるお金。化粧品や服なんて買えるわけもない。毎月、後半はパスタと卵だけの食生活。
「このままじゃ、いつか本当に破綻する…」
でも、転職は怖かったし、実家には戻れない。副業を探していた私は、ある日「せどり」という言葉に出会った。
「せどり」って怪しい?でもそれは偏見だった
最初は正直、怪しかった。
「せどり=転売ヤー」って思ってたし、「人の困ってる気持ちにつけ込んで利益を得る」って印象があった。
でも、調べれば調べるほど、それは全然違った。
せどりの本質は「情報格差を埋めること」。
たとえば、地方のディスカウントストアで売られている激安の美容液を、都内では手に入らない人に届けること。
Amazonで買えない子ども向けの玩具を、メルカリで探してるママに届けること。
「この商品、助かった!ありがとう」
そんなレビューを見るたびに、「ああ、私がやってることって、誰かの“嬉しい”につながってるんだ」って実感するようになった。
私が月10万円を稼げるようになるまで
最初の売上は、たったの1,380円。ブックオフで仕入れた料理本をメルカリで売った。
それでも、通知が来た瞬間に嬉しくて泣きそうになった。
■1ヶ月目
・仕入れ:近所の本屋、100均
・利益:3,200円
・使った時間:土日あわせて10時間くらい
■3ヶ月目
・仕入れ:ドンキ、ドラッグストア、家電量販店のワゴンセール
・利益:2万3000円
・発送作業に追われつつも、生活が少しラクに
■6ヶ月目
・店舗+ネット仕入れ(楽天お買い物マラソンなど)
・利益:10万5800円
・リピート仕入れのルートが見えてきた
やったことはシンプルで、
「売れてる商品」をリサーチ
「安く仕入れられる店」を回る
写真を撮って、説明文を工夫して、丁寧に出品
売れたらすぐ発送
これだけ。でも、“本気”でやった。
なぜ私はせどりを続けられたのか?「お金」以上に得られたもの
もちろん、お金は大きかった。
毎月10万円が増えるって、人生が変わる。
カフェに入って「好きなもの頼んでいいよ」って言えるようになったし、親に仕送りもできた。
でもそれ以上に、自信がついた。
「自分でお金を稼ぐ力がある」って、めちゃくちゃ心強い。
会社の上司に理不尽なことを言われても、私はもう「辞めても食べていける」って思えるようになった。
あと、たくさんの「ありがとう」に出会えた。
「ずっと探してた商品でした!本当に感謝です」
そんな言葉が、私の背中を何度も押してくれた。
せどりでぶつかった壁と、それを乗り越えた方法
もちろん、順風満帆じゃなかった。
せどりを始めて3ヶ月目、利益ゼロの月があった。理由は単純、「仕入れすぎ」だった。
・在庫が家に山積み
・値崩れで赤字
・売れなくて焦る
・発送ミスでクレーム
正直、「もう無理かも」と思った。
でも、SNSで出会った同じせどり仲間が言ってくれた。
「“売る人”じゃなくて、“届ける人”になろうよ」
その言葉で、私は変わった。
ただ仕入れて売るんじゃなくて、「なぜこの商品を届けたいのか?」を自分に問いかけるようになった。
今は、商品説明文も「自分が感動したこと」をちゃんと書くようにしている。
それだけで、売れる確率もレビューの質も、ぜんぜん違ってくる。
副業って、誰かの役に立っていい
副業って、もっと「自分のため」だけだと思ってた。
「もっと稼ぎたい」「生活をラクにしたい」って。
でもせどりを続けてきて気づいたのは、
「副業って、人の役に立ってこそ、続けられる」ってこと。
自分が本当にいいと思ったものを、
それを必要としてる誰かに、
心を込めて届ける。
それが、せどり。
それが、私にとっての「副業の形」。
これからせどりを始めたい人へ、かおりからの7つのアドバイス
まずは1品売ってみて!
本じゃなくても、家にあるものでもOK。売れる経験が自信になる。店舗仕入れは“ワゴンセール”と“ドラスト”がおすすめ
売れ筋商品が眠ってる。恥ずかしがらずにスマホでリサーチしよう。写真と説明文は「自分の想い」を込めて
商品以上に「人」が伝わると売れる。送料をケチらない、梱包は丁寧に
レビューが全てを左右するから、信頼第一!売れなかったら、すぐ価格を見直す勇気を
“売りたい値段”じゃなくて“買いたい値段”で。在庫はほどほどに、最初は現金主義で
無理な仕入れは、メンタルも財布も壊す。“転売ヤー”じゃない。“価値を届ける人”になる意識を
目の前の人の笑顔のために、動く。それが、せどりの原点。
最後に:副業は、「自分を取り戻す場所」でもある
正社員で働きながら副業をするのは、簡単じゃない。
毎日くたくたで、時間も体力も限られてる。
でも私は、せどりを始めたことで「自分の人生を自分で選んでる」感覚を得られた。
誰かに雇われてるだけじゃなくて、
自分の力で、誰かの役に立って、収入を得る。
その一歩が、私の毎日を変えた。
この記事が、誰かの背中をそっと押せたら嬉しいです。
「せどりって、いいかも」そう思ったら、まずは1品。出してみて。
あなたの「ありがとう」が、きっとどこかで待ってます。
※この記事は、一般的な情報をもとに執筆したものです。税務に関する制度や手続きは変更される可能性があるため、具体的な対応については必ずご自身で最新の情報を確認し、必要に応じて税務署や専門家にご相談ください。最終的な判断や対応は自己責任となりますので、ご了承ください。
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