新型iPhoneの発表にワクワクできない私がいた
9月。
空が少しだけ高くなって、街が秋の香りに染まってくる頃。
毎年恒例のあのビッグイベント――そう、「新型iPhoneの発表」。
SNSには「欲しい!」「買い替えたい!」「カメラ性能エグい」と盛り上がる声が溢れていた。
でも、私はその中に入れなかった。
なぜって?
シンプルに「お金がない」から。
たしかにスペックは魅力的。
だけど、iPhoneって、気づけば15万円超え。
家賃、光熱費、食費、サブスク、推し活……今の生活費でいっぱいいっぱいの中、
「スマホを買い替える」なんて、夢のまた夢だった。
そんなとき、ふと思った。
「本当にこのままでいいの?」
“iPhoneのための副業”が、気づけば“自由のための副業”になっていた
はじまりは単純だった。
「今年こそiPhoneを買い替えたい」
それだけ。
でも、本業の収入じゃ、どう計算してもムリ。
だから、副業を始めることにした。
最初にやったのは、フリマアプリでの不用品販売。
いらない服、読まなくなった本、使っていないガジェット……
出せるものはぜんぶ出した。
そこから、在宅ワークのクラウドソーシングに登録。
Webライターの案件に少しずつ挑戦して、
最初は500円の記事からスタート。
正直、最初は時間のわりに全然稼げなかったし、
「私、何やってるんだろう」って落ち込む日もあった。
でも、毎週少しずつ増えていく報酬額を見て、
「あ、いけるかも」って、ほんの少し、自信が芽生えた。
気づけば数ヶ月で、iPhone1台分以上の副収入がたまっていた。
でも、その時ふと思ったの。
「このお金、iPhoneに使っちゃっていいのかな?」
「iPhoneの新機能より、私の未来が欲しい」と思った日
副業で得たお金。
当初の目的は“iPhoneを買うこと”だった。
でも、日々の中で副業をする意味が、少しずつ変わっていった。
・新しいことに挑戦することのワクワク
・「自分の力で稼げた」という達成感
・本業以外の“逃げ道”があるという安心感
そして何より、「私には、選択肢がある」という感覚が、
心の奥深くまで沁み込んできた。
そう思えたとき、
iPhoneの新機能よりも、自分の未来の方が魅力的に見えた。
結局その年、私はiPhoneを買わなかった。
でも、不思議と後悔はなかった。
それどころか、**「来年は何を買ってもいいくらい稼げばいい」**って、前向きな自分がいた。
「最新モデルに飛びつかない私って、時代遅れ?」って悩んだあなたへ
わかる。
SNSを開けば、みんなが新しいiPhoneを自慢している。
家電量販店のポスターは、キラキラした未来を語ってくる。
そんな中で、いまだに古いスマホを使っている自分が、
なんだか取り残されたような気持ちになることもあるよね。
でも、大丈夫。
“今を変える力”は、あなたの中にちゃんとある。
副業は、最初は小さな一歩。
でも、その一歩が、
「欲しいものを我慢しない生き方」
「自分で選べる自由」
「誰かの期待に縛られない人生」
を、ちゃんと連れてきてくれる。
だから、今年のiPhoneが買えなくても、
来年、もっといい自分で迎えに行けばいい。
最後に──副業はiPhoneのためじゃなかった。私のためだった。
副業を始めた動機は、正直「物欲」だった。
だけど、続けるうちに、
自分の可能性を信じること、
行動すれば現実が変わること、
小さな努力が大きな変化につながること──
そんな大切なことを、私は副業から学んだ。
そして今。
もし新しいiPhoneを買うとしたら、
それは“稼げたから”じゃなくて、
“自分を信じて一歩踏み出せた証”として買いたい。
かおりからのひとこと
もし今、「新型iPhone欲しいなぁ」って指をくわえて見てるあなたがいたら、
その想い、ちゃんと原動力にしていいと思う。
副業は、“今の自分”にできる最大のエール。
小さく始めて、大きく変わっていこうね。
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