「イラストでお金を稼ぐなんて無理」と思ってた、あの日の私へ
私、かおり。
小さい頃から、紙とペンがあればそれだけでよかった。
学校の授業中、ノートの端にこっそり描いた落書きが一番ワクワクしてたし、誰かに「うまいね!」って言われた日なんて、心が空に飛んでいきそうだった。
でも、成長するにつれて現実がのしかかってきた。
「イラストで食べていくなんて夢物語」
「好きだけじゃ仕事にならない」
「安定した会社に勤めるのが一番」
そんな言葉たちが、私の心に「壁」をつくってた。
でも——気づいたの。
「全部、自分がそう思いたくなかっただけ」って。
「副業」という、小さな扉を見つけた
会社員として働きながら、私はずっとイラストを描くことをやめなかった。
誰に見せるでもなく、夜な夜なiPadとにらめっこして。
SNSに投稿する勇気なんてなくて、フォルダの奥に眠ったままの絵が山ほどあった。
ある日、ふと見たYouTube動画で「イラスト副業」という言葉に出会った。
それは、Lancersやココナラなどでイラストの仕事を受けている人たちの話。
“副業”という響きは、夢を追うにはちょっと控えめで、でも現実的で、私の心にぴったりハマった。
「これなら……やってみてもいいかもしれない」
初めて「お金をもらう」ことの怖さと震え
副業サイトに登録して、プロフィールを書いて、
イラストのサンプルを3枚だけアップして、
仕事を受ける勇気が出るまでに1ヶ月かかった。
そして、最初の依頼は……
なんと、1枚500円のSNSアイコンイラスト。
「安すぎる」って思う人もいるかもしれない。
でも、私にはとんでもなく大きな意味があった。
“好きなことで初めてお金をもらう”って、
なんて誇らしくて、なんて怖いことなんだろうって。
「ほんとにこれでいいのかな……」
「このクオリティで、お金を取ってしまっていいの?」
納品ボタンを押す指が震えた。
でも、返ってきたメッセージにはこう書かれていた。
「素敵なイラストをありがとうございました!大切に使います!」
その瞬間、心の中で何かが弾けた。
クライアントの「ありがとう」が、世界を変えた
たった500円でも、誰かの役に立てた。
その実感が、すごくあたたかかった。
そこから少しずつ、仕事が増えていった。
・アイコンイラスト
・YouTube用のキャラクター立ち絵
・LINEスタンプの制作
・絵本の挿絵のお手伝い
会社の仕事が終わってからの数時間。
土曜の午後や、日曜の朝。
すべての時間が、“好き”と“誰かの役に立てる”で満ちていった。
収入は最初は月3000円、5000円、1万円……
いつの間にか、副業の売上が本業のボーナスを超える月もあった。
副業イラストでぶつかった“壁”もあった
でももちろん、いいことばかりじゃなかった。
・「無茶な納期」を押しつけられることもあった
・「報酬未払い」で泣き寝入りしかけたこともある
・「著作権のこと」がわからなくて悩んだこともある
・「やりたい絵柄」と「求められる絵柄」のギャップに苦しんだ
それでも私は描き続けた。
なぜなら、「描かないこと」が、私にはもっとつらかったから。
「副業」から「自己表現の場」へ
気づいたら、SNSでイラストアカウントを持ち、
「かおりさんの絵、大好きです」と言ってもらえるようになっていた。
自分の描いたキャラが、誰かのSNSで動いてる。
LINEスタンプとして使われてる。
それって、控えめに言って最高じゃない?
「副業」は、私にとってただのお金稼ぎじゃない。
これは、“自己肯定感”を取り戻す物語でもあった。
描いたものが誰かの笑顔になる。
そのループが、人生を変えてくれた。
イラスト副業、最初の一歩はこうだった
これから始めたい人へ、私からのアドバイスを少しだけ。
① SNSで絵を見せる勇気を持つ
→ 最初は恥ずかしい。でも誰もが通る道。
好きなタグをつけて、自分の絵を届けてみて。
② 無理せず、小さく始める
→ いきなり高額案件じゃなくてOK。
まずは「やりとりに慣れる」「納品する経験」が大事。
③ プロフィールを丁寧に
→ “誠実さ”を伝える文面に。
どんな絵柄が得意か、自分の世界観をアピールしよう。
④ 「著作権」と「納期」は明記
→ トラブル防止のためにも、しっかり条件を共有すること。
⑤ 休むことも忘れずに
→ 好きなことを“義務”にしすぎると、燃え尽きる。
「描きたい」と思う気持ちを守って。
「好き」が「収入」になるって、嘘じゃなかった
正直、イラストで生きていくなんて、自分には無理だと思ってた。
でも“副業”という言葉が、夢と現実のあいだをつないでくれた。
小さな一歩が、思いがけず大きな景色を見せてくれた。
今、私は本業と副業、両方を楽しみながら生きてる。
どっちかを捨てる必要なんて、なかった。
どっちも“私らしさ”の一部だった。
最後にひとことだけ。
「描くことが好き」
その気持ちがあるなら、もうあなたは半分始めてる。
だって、副業って、
“好き”と“誰かの役に立ちたい”が、ちゃんと出会えた場所だから。
描こう。
あなたの絵が、きっと誰かの心を動かすから。
※この記事は、一般的な情報をもとに執筆したものです。税務に関する制度や手続きは変更される可能性があるため、具体的な対応については必ずご自身で最新の情報を確認し、必要に応じて税務署や専門家にご相談ください。最終的な判断や対応は自己責任となりますので、ご了承ください。
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