副業を始めたとき、私はただ「少しでも収入を増やしたい」と思っていただけだった。
でも、気づけばその小さな一歩が、大きな壁にぶつかる瞬間がやってきた。
それが——確定申告。
「え、なにそれ?」
「会社にバレる?税務署に怒られる?」
「帳簿って?経費って?青色と白色って何が違うの?」
そんなふうに右も左も分からず、スマホ片手に深夜2時まで検索しまくってたあの頃。
でも、ちゃんと向き合った先には、「自由に生きるために、お金のことから逃げない自分」がいた。
この記事では、私が副業を始めてから、確定申告とどう向き合い、どんなことに気づいたのかを綴ります。
会社の給料だけじゃ、何かが足りない。副業がくれた“自由の入口”
社会人3年目のある日、私はこう思った。
「このままの給料じゃ、人生が豊かにならない気がする」
もちろん生活はできる。
だけど、ちょっと贅沢したい日もある。旅行にだって行きたい。推しのグッズも、コスメも、自己投資もしたい。
だけど、どこか我慢してる自分がいた。
「もっと自由になりたい」
「収入源を一つに頼らない人生を作りたい」
そう思って始めたのが副業。
最初は小さなクラウドソーシングから。1件300円のライティング。
時給換算したら涙が出るような額。だけど、確かに“自分で稼いだお金”がそこにあった。
「税金ってこんなにシビアなんだ」――確定申告との出会い
初めて「確定申告」という言葉に出会ったのは、副業で月に3万円くらい稼げるようになった頃。
「副業で年間20万円超えたら申告が必要だよ」というネットの記事に怯えた。
「え、20万円って、1ヶ月に2万円くらいじゃん。全然届いちゃうじゃん……」と。
調べれば調べるほど出てくる、専門用語の嵐。
白色申告と青色申告
経費の範囲
帳簿付け
住民税から会社バレのリスク
それまで“お金のことは会社任せ”だった自分が、初めて「お金の流れを自分で把握しないといけない」という現実に直面した瞬間だった。
確定申告が怖い理由——「知らない」は最大の敵
副業を始めた多くの人が「確定申告ってよく分からないし怖い」と感じる。
私もそうだった。
でも、その“怖さ”の正体は、「知らない」ことだった。
会社にバレるのは住民税の仕組みを知らないから
税務署が怖いのは、何をどう申告すればいいか分からないから
何が経費になるのか不安なのは、判断基準を知らないから
だから私はまず、「とにかく知ること」から始めた。
ノートに書いた、私だけの「副業経理ルール」
最初にやったのは、ノート1冊を「副業ノート」として使うこと。
収入が入った日と金額
経費だと思う支出(通信費、書籍代、カフェ代など)
メモ書きで「この出費はなぜ必要だったのか」
これだけでも、1年後には「自分の副業って、どれだけ利益出てるのか」が見えるようになった。
クラウド会計ソフト(freeeやマネーフォワード)に登録したのはそのあと。
最初は手書きで、自分の“お金の流れ”に感覚を持つことが大事だった。
確定申告のリアル。実際にやってみて気づいたこと
副業を始めて2年目、ついに収入が年間30万円を超え、確定申告の必要が出てきた。
正直めちゃくちゃ緊張した。
税務署って聞くだけで怖いし、申告ミスしたらどうしようって思った。
でも、実際にやってみたら……案外、できた。
いくつか気づいたことがある。
会計ソフトを使えば、ほとんど自動で計算してくれる
- 青色申告でも、65万円控除が使えるのは本当に大きい
住民税の「普通徴収」にすれば、会社バレは避けられる可能性が高い
何より、「自分でお金の流れを把握する」という経験が、人生の自信になった。
確定申告は、“脱・会社依存”の第一歩だった
確定申告って、正直めんどくさいし、できれば避けたいことかもしれない。
でも私は思う。
確定申告こそ、自分のお金と真剣に向き合うチャンスだって。
会社員って、どうしても「会社に任せっきり」になりがち。
税金も保険も年金も、全部天引きされて、手取りだけが現実になる。
でも副業して、確定申告を経験して、お金の仕組みが見えるようになって初めて——
私は、自分の人生のハンドルを、自分の手で握ったような気がした。
「副業と確定申告」、一番伝えたいこと
この記事を読んでくれてるあなたが、もし今、
副業を始めたばかりで不安
確定申告のことが分からずモヤモヤしてる
会社にバレたらどうしようって悩んでる
そんなふうに感じているなら、私は声を大にして言いたい。
「確定申告は、あなたを守る武器です」
「知識はあなたの味方になります」
「お金と向き合うことは、自分と向き合うことです」
難しい言葉にビビらなくて大丈夫。
最初はググって、書き留めて、わからなかったらChatGPTに聞いて。
「私は知らないからできない」じゃなくて、「知らないから、ちょっと調べてみる」
それだけで、人生は変わっていく。
私がたどり着いた“自由”のかたち
副業も確定申告も、最初は不安だった。
でも今は、「自分の力で生きるための道具」だと思ってる。
確定申告をして、正しく納税することは、自由を得るためのルール。
ルールを知って、使いこなせるようになれば、もっと軽やかに生きていける。
これからも私は副業を続けるし、毎年確定申告と向き合う。
それは“自由な自分”でいるために、大事な通過点だから。
おわりに:確定申告は「不安」を「誇り」に変えてくれる
もしもあなたが、今まさに確定申告に不安を抱えているなら、こう伝えたい。
確定申告は、“税金”だけの話じゃない。
あなたが頑張って得たお金を、「自分の手で守る」ことなんだって。
その一歩は、不安を誇りに変えてくれる。
そして何より、「自由に生きたい」と願うあなたの背中を、そっと押してくれる。
副業をしているすべての人に、この言葉を贈ります。
お金から逃げないあなたは、かっこいい。
※この記事は、一般的な情報をもとに執筆したものです。税務に関する制度や手続きは変更される可能性があるため、具体的な対応については必ずご自身で最新の情報を確認し、必要に応じて税務署や専門家にご相談ください。最終的な判断や対応は自己責任となりますので、ご了承ください。
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